ズートピア - 感想 -
あらすじ:動物たちの“楽園”ズートピアで、ウサギとして初の警察官になったジュディ。でも、ひとつだけ問題が…。警察官になるのは通常、クマやカバのように大きくてタフな動物たちで、小さく可愛らしすぎる彼女は半人前扱いなのだ。だが、ついにジュディも捜査に参加するチャンス」が!ただし、与えられた時間はたった48時間。失敗したらクビで、彼女の夢も消えてしまう…。頼みの綱は、事件の手がかりを握るサギ師のキツネ、ニックだけ。最も相棒にふさわしくない二人は、互いにダマしダマされながら、ある行方不明事件の捜査を開始。だが、その事件の背後にはズートピアを狙う陰謀が隠されていた…。
この作品を知ったのはYoutubeで洋楽を適当に流していた時、この映画の主題歌のPVが流れてたのがきっかけです。
ディズニー作品ということでシュガーラッシュを思い出し、ウサギの主人公でバッグスバニーが脳裏をよぎり是非見たいと思っていた作品でした。
単刀直入に感想を述べるなら、「面白いとは思うけどお気に入りまでは入らないかな~」って感じでした。こう書くと良い映画じゃないのか?と思われるかもしれないですけど、そんなことはないです!(必死w
まず良かった点
- 動物たちが可愛い
- 映像がきれい
- ディズニーらしくさわやか
この三点だったと思います。もう主人公のジュディがかわいい(笑
色々な動物が出てくる中で警察に居るのは大きい動物ばかり。その中にウサギが混ざっているというだけで身体の大小が比較され、ものすごく可愛く見える。さらに感情を表す手法として耳が立ってたり萎れてたりする。一目見てジュディがどんな気持ちなのかすぐにわかる点も映画を理解しやすくグッド!な演出でした!
加えて、ズートピアは様々な動物がそれぞれの地域に分かれて暮らしてるんですね。つまり、雪の地方だったり砂漠だったりとが描写されているわけですけども、その映像がきれいというか見ていて楽しいんですよ!捜査のためにそれらのエリアを巡るわけですけども、要所要所で景色が変わり飽きずに見ていられるわけですよ!憎い演出ですね!
映画内で人探しとか修行のために土地を転々とするシーンで心躍るのは私だけでしょうか?(笑
バケモノの子でもそのような場面がありましたが、短すぎて物足りないほどでした。
そんなこんなで色々していくうちにハッピーエンドって感じで王道ストーリーで実に爽やかぁな作品でした。
共感しづらかったんだ・・・
こんなに書いたのに気に入らないのかよッ!!ってことなんですが、ホント個人的な好みとしてはジュディがすごすぎるって所なんですよ。この映画の主題は夢をあきらめないことだと思うのですが、多くの人は諦めたから夢をかなえられなかったのではなくてやっぱり才能が足りないことの方が多いんじゃないかなぁと思うわけですよ。
仮に夢を追い続けたとしても成功できる人は限られているとすると、成功の条件はやはり運や才能でしょう?
で、ジュディはものすごい身体能力を見せています(笑)。ウサギなら誰でもできて、それを上手に使って成功したというわけではなく、ジュディがとにかく凄いという印象を受けたから共感しづらかったのだと思います。もちろんジュディが努力をしている場面もありましたが共感するには足りなかった・・・
どっちかといえば世間の評価にめげないというところには共感出来ましたが成功の要素とは関係が薄いのかな、とは思うわけですわ。まあここに共感できたというのは半分は映画の主題に共感しているとも言えますがね。
つまるところ、友達とかカップルでサクッと見る分には全く問題ない!むしろおすすめ。難しい話は無くて、ジュディとニックのやりとりも楽しいものになっていて、笑えるポイントもあるのでヨウチェケです!
それでは、さよなら、さよなら、さよなら